IATSS Review(国際交通安全学会誌)
Online ISSN : 2433-4537
Print ISSN : 0386-1104
論説
非接触電力伝送技術を取り巻く現状
佐藤 文博松木 英敏
著者情報
ジャーナル フリー

2022 年 47 巻 2 号 p. 108-115

詳細
抄録

非接触電力伝送は、さまざまな要素技術の上に成立するシステムである。非接触給電(充電)、ワイヤレス電力伝送、ワイヤレス給電(充電)、無線パワー伝送など、種々の呼称があり、また、その略称もWPT(Wireless power transfer, Wireless power transmission)やCPS(Contactless power transmission)など、さまざまである。本稿では、非接触電力伝送という記述に統一し、本技術に関するこれまでの経緯や広範な技術的領域の融合により、省エネルギーへの貢献と実用化が担保されることを述べる。

著者関連情報
© 2022 公益財団法人 国際交通安全学会
前の記事 次の記事
feedback
Top