非接触電力伝送は、さまざまな要素技術の上に成立するシステムである。非接触給電(充電)、ワイヤレス電力伝送、ワイヤレス給電(充電)、無線パワー伝送など、種々の呼称があり、また、その略称もWPT(Wireless power transfer, Wireless power transmission)やCPS(Contactless power transmission)など、さまざまである。本稿では、非接触電力伝送という記述に統一し、本技術に関するこれまでの経緯や広範な技術的領域の融合により、省エネルギーへの貢献と実用化が担保されることを述べる。
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