東京大学
2022 年 47 巻 2 号 p. 116-125
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
2021年10月、国際航空運送協会(IATA)が2050年に温室効果ガス排出量をネットゼロとすることを決議するなど、航空分野におけるカーボンニュートラルへ向けた動きが活発化している。わが国においても、この目標を達成するため、グリーン成長戦略に沿った研究開発プログラムが開始されるなど、産官学一体で開発が推進されている。本稿では、国内外のこのような動向と、持続可能な航空燃料(SAF)、水素航空機の開発状況を概観した後、推進系を電動化する電動航空機の研究開発動向について紹介する。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら