理学療法症例報告データライブラリ
Online ISSN : 1347-8745
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神経系理学療法領域
触圧覚刺激入力により立ち上がり動作能力改善を 認めた症候性パーキンソニズム患者の一症例
伊藤 正憲稲森 望美岩永 優子古家 葉子宇佐美 裕子北沢 めぐみ西守 隆
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2004 年 2 巻 1 号 p. 9-14

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抄録
支持基底面への触圧覚刺激入力により,立ち上がり動作能力の改善を認めた症候性パーキンソニズム患者を経験した。本症例は,立ち上がり動作第1相の体幹前傾が乏しく,殿部離床が困難であった。運動療法において,股関節の可動域訓練と支持基底面への触圧覚刺激入力を施行した。これらの運動療法の効果を,座位での体幹前傾における大腿後面圧計測により比較した。支持基底面への触圧覚刺激入力により,座位での体幹前傾動作に伴う支持基底面内の知覚・圧変化を感じ取ることができるようになり,立ち上がり動作能力の改善,大腿後面圧の上昇を認めた。本症例においては,身体運動時に支持基底面を知覚し,機能的支持基底面としての役割を果たすことが重要であった。
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© 2004 理学療法科学学会
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