電気学会誌
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解説
大気圧プラズマを用いた超高感度化学分析
—単一細胞から化学兵器の分析まで—
掛川 賢相田 真里沖野 晃俊
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2015 年 135 巻 4 号 p. 226-229

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抄録

1.はじめに ここ10年ほど,低温の大気圧プラズマを用いた表面処理や殺菌などの研究がさかんに行われているが(1),分析化学の分野では大気圧プラズマは40年以上前からごく一般的に使用されてきた古典的な技術である(2)。現在,大気圧プラズマを用いた数多くの分析装置が市販されて使用され

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© 2015 電気学会
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