電気学会誌
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特集 核融合発電システムの早期実現に向けて~超電導トカマク型実験装置JT-60SAの完成~
粒子ビーム・高周波によりプラズマを超高温に加熱するシステム
柏木 美恵子高橋 幸司
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2019 年 139 巻 12 号 p. 814-817

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抄録

1.はじめに

外部から核融合炉内のプラズマに上手にエネルギーを供給すると,炉内のプラズマ温度を数億度まで上げることができる。さらに,プラズマ温度の分布も制御することができ,発電に適した炉内条件を作りだすことが可能となる。そのツールとして,高エネルギーの粒子ビームを打ち込む

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