電氣學會雜誌
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「電氣沈澱法に於ける煙塵イオンの成生に就て」補遺
丹羽 保次郎
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1922 年 42 巻 402 号 p. 47-54

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抄録
イオン化せる瓦斯體中に浮游せる微粒子が荷電を受くる現象に關しては既にその一例なる電氣沈澱法に於けろ煙塵につき考究して本誌大正十年三月號に於て發表したるが、本編に於ては更にこれに關係する二三の事項につき記述したり。即ち平行電極間にある微粒子の運動か論じて圖筒型沈澱装置と並行電極型沈澱装置とか比較し沈澱能率に於て前者が優れる事實か述べ、又、ハウエルの實驗につき前述の結果か應用して批評し最後に足尾鑛業所に於ける電氣沈澱の實際の運轉成績が此理論とよく一致する點あることか述べたり。
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