電氣學會雜誌
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電話用變成器と理想回路の設計
道田 貞治
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1924 年 44 巻 427 号 p. 151-164

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抄録
異なれる「イムピーダンス」を有せる回路の接續點に生ずる通話損失をtransition loss, argument loss及transformer lossに區別して、其の計算式をあげ、且つ此れを最小ならしむるためには、両回路の接續點に挿入すべき變成器の一次及二次捲線の「イムピーダンス」をして、両方面の回路のそれと夫々共軛(Conjugate)ならしむるを要することを説明し、此の理に基きて與へられたる任意の回線網を通じて通話する場合の損失を最小ならしむべき理想的回路として回線網の両端に與ふべき終端「イムピーダンス」の計算方法、並に與へられたる二つの異なれる「イピーダンス」の接續點に挿入して最小損失を與ふべき理想的回路の設計法を述べたるものなり。
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