電氣學會雜誌
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放電の研究(第六報)
火花放電の機構に就いて-其の一
鳥山 四男篠原 卯吉
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1931 年 51 巻 521 号 p. 827-834

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抄録
本報告は主として衝撃電壓を加へた時の火花放電の機構に就いて述べて居る。
火花放電を二つの階段に別けて居る。第一は兩電極から正及び負の圖形が獨立に成長し,兩圖形が交る頃より,陰極より出る第二次的のNegativ streamerが成長し,之れが相手電極に達すれば火花放電となるものである。
それで陽陰阿れの極性の電壓を加へても,火花放電の機構は變りない。
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