電氣學會雜誌
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四端子回路に於ける複素數量の一寫像法(直交圓軸座標)に就て
小串 孝治
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1935 年 55 巻 564 号 p. 607-613

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抄録

不變なる線路常數より成る四端子回路の一端子側より見たる他の端子の電氣的諸複素數量は直角座標と全く似たる方法にて直角軸の寫像たる直角に交る二つの圓にて圖示する事が出來る。之等の圓迄の平均距離は實數値及び虚數値を示し,其の半徑は四端子回路に固有の最大送電々力及び無效電力の2倍の値を示し,其の交點は短絡及び開放點を示してゐる。

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