東京西徳洲会病院小児医療センター小児科 三愛会総合病院小児科
2021 年 62 巻 p. 218-221
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起立性調節障害(OD: orthostatic dysregulation)は小学生,中学生に多く認められる身体的疾患である。主訴である「朝起きられない」といった症状を養育者や教育者が正しく理解せず,患児を責める,罰を与えるといったマルトリートメントや自己評価の低下につながる恐れがある。起立性調節障害の診療には患児のみならず養育者の心理的ストレスを軽減し,家庭や学校における環境を調整するなど適正なアセスメントが大事である。
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