抄録
本研究では、町丁目レベルの細密人口予測と、パーソントリップ調査のデータを用いた性別・年齢階層別・町丁目別自動車利用特性の分析に基づき、自動車需要の将来予測を行った。それをもとに2020年までの自動車起因CO2排出量を推計した。その結果、2020年の北九州市戸畑区の自家用自動車起因のCO2排出量は年間24,801tで、2005年比54%の増加と予測された。人口が減少するにも関わらずCO2排出量が増加する結果となった理由は,一人当たりの自動車利用距離が増加すること、特に女性と高齢者の自動車利用の増加が大きな理由としてあげられる。