主催: 独立行政法人 科学技術振興機構, 社団法人 情報科学技術協会
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「からだ情報館」は患者、家族、地域住民に病気や体について学習する場を提供するため、東京女子医科大学病院総合外来センターに、2003年6月開設された。開設時のスタッフは図書館司書1名と看護師ボランティア3名であり、2,3名の一般ボランティアも参加した。翌2004年、看護部への再度の働き掛けが実り、受診相談の看護師3名がスタッフに加わった。「からだ情報館」で受けた様々な相談(レファレンス)について、その分析を通して、医療職(ここでは看護職)の患者図書館への関わり方を紹介し、その必要性、重要性について、事例をもとに報告する。