開発者の運用段階のモデルとして「植物工場」を事例に、テーマ設定から特許管理、言い換えれば、いわゆる群管理に至るまでの範囲を実証解析例で示した。内容は「テーマ設定から母集団収集」「企画レベルでの解析」「企画検討;会議/自社の開発の方向性(狙い)を決定」「補足·再調査;DB検索及びマニュアル調査」「技術解析;一次解析(動向))」「自社分類によるパテントマップ」「チャート分析;障害になる特許、問題になる特許の把握」「群管理的な活動;ウォッチング及びSDIによる調査へ」の各段階を追って示した。この結果は、現場の第一線にいる開発者が行なう特許活動をモデルとして想定した中で、パテントマップソフトを運用した利用指針を示したものである。