2008年7月, 実践女子大学·短期大学図書館は, 韓国の横断検索メーカーであるアイネオと共同で, ウェブで無償提供される学術雑誌約1万誌を収録するデータベースDirectory of Open Access Journals in Japan (仮称。以下「DOAJJ」という)を公開した。DOAJJの収録雑誌データは当館OPAC用に作成したリストが基礎となっており, アイネオのAtoZリストのプラットフォームを利用し, DOAJJを実現した。DOAJJはOpenURL0.1に対応し, 2次情報データベース(CiNii, JDreamII, 医中誌Web)から電子ジャーナルへの仲介機能(リンクリゾルバ)を持っており, データベース契約機関であることが前提となるが, 設定さえすればこの機能をどの図書館でも使うことができるようにした。
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