医療
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外科的治療を必要とした放射線消化管障害例の検討
坂本 栄一
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1980 年 34 巻 9 号 p. 816-820

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抄録
悪性腫瘍に対する放射線治療の進歩により, その治療成績は向上しているが, 照射野内の消化管障害, 特に外科的治療を要する病態に関しては本邦において報告が少ない.
我々は, 1970年から1979年までの10年間に経験した8例の外科的治療を要した放射様消化管障害例を対象にして, 臨床像の分析, 切除標本の組織像などを提示し, この疾患の診断, 治療, 予後などを文献的考察を加えて検討した. 今後も増加すると予想されるこの種の合併症に対し, 積極的観血治療が必要であると思われた.
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© 一般社団法人国立医療学会
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