医療
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強直性脊椎炎にシェグレン症候群を合併した1症例
西海 正彦伊藤 宗元
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1981 年 35 巻 4 号 p. 345-348

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抄録
39才女性で強直性脊椎炎とシェグレン症候群の合併例を経験した, 28才時, 妊娠中に腰痛および耳下腺痛が同時に始まり, 腰痛は以後10年間, ゆつくりと進行中である. 関節レ線所見では両側性の仙腸関節炎を認めるのみで脊椎および末梢関節には変化を認めない. 涙液分泌低下を認め, Schirmer試験陽性, 口腔乾燥著しく, 耳下腺シアログラムにて“punctate sialectasis”を認め, シェグレン症候群の合併が確認された. この両者の合併は文献上極めて希なものと思われるので報告する.
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© 一般社団法人国立医療学会
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