医療
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胃癌剖検例の臨床病理学的検討
―再発形式を中心として―
岡本 哲彦奥田 誠池内 駿之松本 重喜山田 穣有森 正樹石山 和夫竹内 広栗林 宣雄
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1984 年 38 巻 8 号 p. 770-774

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抄録

昭和49年1月から昭和57年12月までの胃癌剖検例103例を対象とし, 重複癌, 他病死を除外し, 切除再発例34例, 非切除例10例, 非手術例42例の3群に分け, 手術時所見と再発形式とを対比させて検討した. 癌占居部位, 手術術式, 郭清の程度, 切除の程度, 組織型, 生存期間などについて検討し, 更に各再発形式別に検討すると, 有意差のみられた項目は少なかつたが, 種種の特徴的な点が浮き彫りにされた. 今後の胃癌の治療方針に役立つ情報も得られた. 又, 剖検時の検索方法にも新しい手法をとり入れることが, 今後必要になつてくると思われた

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© 一般社団法人国立医療学会
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