医療
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末梢動脈瘤の3例
宇都 宮高賢並川 和男高城 克義川村 亮機浜田 勢治由布 雅夫有田 哲正岡部 正人
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1985 年 39 巻 7 号 p. 632-635

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抄録
われわれはその成因及び発生部位に関してまれな末梢動脈瘤を3例経験したので報告する.
症例1:75才男性, 動脈硬化性総腸骨動脈瘤とその破裂に伴う動静脈瘻の合併. 人工血管による血行再建を行つた.
症例2: 50才男性, 31才の時からBuerger病として両側腰部交感神経節切除術などの治療を受けていた. Buerger病が成因と考えられる左膝窩動脈瘤に対して, 自家大伏在静脈を用いて血行再建を行つた.
症例3: 87才男性, 動脈硬化性左深大腿動脈瘤破裂に対して, 深大腿動脈結紮, 浅大腿動脈血栓除去術を行つた.
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© 一般社団法人国立医療学会
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