国立横須賀病院班長施設
1990 年 44 巻 9 号 p. 923-926
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前編にひきつづき, 泌尿器科以外の疾患に起因する排尿障害の中でも, 特に症例の多い脳血管障害患者, 骨盤内手術後患者の排尿障害と尿路管理に関する国立病院6施設の実態につき分析検討した.脳血管障害患者の排尿障害は多種多様であり, 尿路管理も比較的困難であつた. しかし, 泌尿器科専門医による検査と治療により, カテーテルフリーとなる患者も多かつた.骨盤内手術後の患者は, 排尿訓練, 薬物療法, 間欠性導尿により, 自然排尿が可能となる例が多かつた.
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