透析導入者139例の臨床的検討

網野 洋一郎; 高橋 徳男; 高 大輔; 土谷 順彦; 染野 敬

doi:10.11261/iryo1946.46.350

透析導入者139例の臨床的検討

網野洋一郎, 高橋徳男, 高大輔, 土谷順彦, 染野敬

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キーワード: 血液透析, 急性腎不全, 慢性腎不全

ジャーナルフリー

1992 年 46 巻 5 号 p. 350-352

DOI https://doi.org/10.11261/iryo1946.46.350

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抄録

1980年8月(救命センター開設時)から1991年6月までに経験した透析導入患者139例について検討した.
急性腎不全は70例で高齢者に多くみられ, 死亡率は61.4%と高かった. 原因疾患は, 術後急性腎不全, グラモキソン中毒が多く, その死亡率は高く, 他の原因疾患では生存率が高かった.
慢性腎不全は69例で, 原因疾患は慢性糸球体腎炎, 嚢胞腎, 糖尿病性腎症が多く, 死亡率は27.5%であった.

責任著者(Corresponding author)

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