慢性外傷性胸部大動脈瘤の3手術例

杭ノ瀬 昌彦; 種本 和雄; 金岡 祐司; 村上 貴志; 大島 祐; 峰 良成; 竹内 仁司; 小林 元壮; 漆原 直人; 安井 義政; 真壁 幹夫; 田中 屋宏爾; 柚木 靖弘; 川嶋 健; 凪村 竜二; 馬場 孝子; 中川 賀清; 小長 英二

doi:10.11261/iryo1946.51.134

慢性外傷性胸部大動脈瘤の3手術例

杭ノ瀬昌彦, 種本和雄, 金岡祐司, 村上貴志, 大島祐, 峰良成, 竹内仁司, 小林元壮, 漆原直人, 安井義政, 真壁幹夫, 田中屋宏爾, 柚木靖弘, 川嶋健, 凪村竜二, 馬場孝子, 中川賀清, 小長英二

著者情報

杭ノ瀬昌彦
国立岩国病院心臓血管外科
種本和雄
国立岩国病院心臓血管外科
金岡祐司
国立岩国病院心臓血管外科
村上貴志
国立岩国病院心臓血管外科
大島祐
国立岩国病院心臓血管外科
峰良成
国立岩国病院心臓血管外科
竹内仁司
国立岩国病院外科
小林元壮
国立岩国病院外科
漆原直人
国立岩国病院外科
安井義政
国立岩国病院外科
真壁幹夫
国立岩国病院外科
田中屋宏爾
国立岩国病院外科
柚木靖弘
国立岩国病院外科
川嶋健
国立岩国病院外科
凪村竜二
国立岩国病院外科
馬場孝子
国立岩国病院外科
中川賀清
国立岩国病院外科
小長英二
国立岩国病院外科

キーワード: 外傷性胸部大動脈瘤, 外科的治療

ジャーナルフリー

1997 年 51 巻 3 号 p. 134-137

DOI https://doi.org/10.11261/iryo1946.51.134

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抄録

外傷性大動脈瘤のうち慢性期まで移行するものは比較的まれである. しかし, 近年の交通事故および労働災害の増加を反映して, 外傷性胸部大動脈瘤症例は増加することが予想される. 我々は, 過去6年間に慢性の外傷性解離性大動脈瘤2例と仮性大動脈瘤1例を経験した. 全例外科的治療を施行し良好な結果を得た. 文献的にも手術群と非手術群の生存率の比較では有意に手術群の方が良好であり, 慢性期においても積極的に外科治療を施行すべきであると考えられた.

責任著者(Corresponding author)

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