医療
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内視鏡下腰椎手術
山田 英夫山縣 正庸高橋 和久坂本 薫楠目 健一吉田 武彦柏原 英彦横山 健郎落合 武徳守屋 秀繁
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1999 年 53 巻 12 号 p. 778-781

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抄録
われわれは一般外科領域における内視鏡外科手術の手技と従来より行われてきた前方固定術の手技を応用して, 新しく整形外科領域の脊椎手術における内視鏡下腰椎前方固定術のアプローチ法についての検討を行ってきた. 今回, 腰椎内視鏡外科手術におけるアプローチ方法としての, 後腹膜腔法と腹腔内法の手技について検討し, 安全・確実・簡単にアプローチする方法を述べる. L5-S1椎間板には腹腔内法を, L2からL5までの1椎間板およびL5-S1を含む2椎間板を対象とする場合には, 後腹膜腔法が第一選択となる. 椎間固定方法は, 骨移植またはインプラントにより行う.
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© 一般社団法人国立医療学会
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