京都大学工学部
1989 年 2 巻 3 号 p. 88-96
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本論文では, 巡回格子 (CL) 法のARMAモデリングへの応用について議論している.最初に, ARMA過程の共分散の特徴づけ問題に対し, 新しい結果を示し, マリスら及びアンダーソンらの結果との関連を指摘している.次いで, 新しいARMA格子形フィルタを提案し, 係数量子化の影響を他のARMA格子形フィルタのものと比較している.最後に, インパルス応答系列からARMAパラメータを推定する問題に対し, 新しい方法を提案し, シミュレーションにより有効性を示す。
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