総合研究大学院大学統計科学専攻
東京都立大学工学部
法政大学工学部
1993 年 6 巻 1 号 p. 19-25
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本論文では, まずバッチ式フェノール重合反応器の動特性モデルを開発した.特に対象プロセスからモデルのパラメータを得ることの困難さ, 適切な次数のモデルを構築することの重要性を指摘した.シミュレーションと実データの比較により, ある程度対象を正確に記述するモデルが得られた.得られたモデルを用いて従来制御の問題点を検討し, 非線形性の考慮が必要であることを確認した.さらにゲインスケジューリングの効果をシミュレーションによって示した.
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