抄録
[目的] 本研究は足関節にテーピングを施行し,敏捷性が向上するかを検証した. [方法] 対象は足関節に疾患を有さない男子大学生10名とした.Optojump Next内で前後ステップを行い,ステップ数を測定し,テーピングの種類で比較した.[結果] 非伸縮性テーピングと混合パターンを比較した際に,混合パターンのステップ数が高い値を示し統計学的な有意差を認めた(p‹0.05).テーピングなしと混合パターンを比較した際に,統計学的な有意差は認めなかった.[結語] テーピングを実施することで敏捷性に影響を及ぼさないことが示唆された.