国際エクササイズサイエンス学会誌
Online ISSN : 2436-679X
Print ISSN : 2433-7722
地域在住独居高齢者と同居高齢者における作業遂行能力の比較について
―横断的調査―
久保田 智洋坂本 晴美六倉 悠貴谷口 圭佑岩本 記一高田 祐黒川 喬介岩井 浩一
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2020 年 3 巻 2 号 p. 1-7

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抄録
[目的] 本研究の目的は,地域在住の独居高齢者および同居高齢者の作業遂行能力を比較し,独居生活を継続する支援方法を検討することである. [対象と方法] 地域在住の独居および同居高齢者124名. [方法]郵送調査.調査項目は,基本情報(年齢および性別),同居家族の有無,OSA-SF有能性 とした. [結果] 独居高齢者の方が,作業遂行能力が高かった.性別でみると独居男性高齢者の方が同居男性高齢者に比べて,作業遂行能力が高かった.特に,男性では経済的管理や家庭内の責任ある役割,女性では食事などの家庭内活動を実施していた. [結語]独居生活の支援には,性別に合わせて支援をする必要がある.
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© 2020 特定非営利活動法人国際エクササイズサイエンス学会

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