日本医真菌学会雑誌
Online ISSN : 2434-5237
Print ISSN : 2434-5229
特集:地域の医真菌関連学術集会の歩み
東北真菌懇話会30年の歩み
佐藤 俊樹
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2019 年 60 巻 1 号 p. 11-14

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抄録

東北真菌懇話会は,1975年に東北大学皮膚科第4代教授の高橋吉定先生の門下生の方々が,東北から真菌の灯を絶やすまいと結集して設立した「みちのくピルツ同好会」が前身である.1989年に東北真菌懇話会と改称し,真菌に興味のある方は誰でも参加できるようになった.例会は年1回開催され30回を重ねている.永らく笠井達也先生が運営されていたが,2016年から出光俊郎先生が会長として携わっている.2018年からは日本医真菌学会支部会としても活動し,ハンズオンセミナーも開催している.皮膚科以外でも広い分野で参加を募り,また,些細な疑問でも相談できるような会を目指して,医真菌学に興味を持つ方々を増やすことができるよう,活動を続けている.

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© 2019 一般社団法人日本医真菌学会
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