日本画像学会誌
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原著論文
非磁性一成分現像における現像ローラ上のトナー帯電量•付着量特性
島田 昭斎藤 雅彦宮坂 徹
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2006 年 45 巻 6 号 p. 514-520

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抄録
非磁性一成分現像方式における現像ローラ上のトナーの帯電量と付着量について,規制ブレードの押し圧,現像ローラの表面粗さ,および外添剤の種類と添加量の影響について検討した.現像ローラ上のトナーの帯電量と付着量は,現像ローラ上のトナーを直接,吸引式の帯電量測定装置で吸引して測定した.その結果,次のことを明確にした.(1)規制ブレードの押し圧,現像ローラの表面粗さを変化させた場合,現像ローラ上のトナーの付着量が減少すると,現像ローラ上のトナーの帯電量は上昇する.そのため,両者の積で定義される面積帯電量は,ほぼ一定である.(2)外添剤として用いた小粒径シリカの添加量を増加した場合のみ,上記(1)の関係から外れ,現像ローラ上のトナー付着量と帯電量は共に増加する.その結果,面積帯電量も増加する.(3)面積帯電量は,非磁性一成分現像方式において,トナーの帯電性を知る指標として重要である.
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© 2006 一般社団法人 日本画像学会
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