抄録
連続紙用超高速モノクロレーザープリンターは.官公庁や会社などにおいて帳票の印刷などの基幹系業務に用いられ,大量の印刷ジョブの出力を行い,ピーク業務への対応力を備える.印刷の生産性が重視され,印刷速度,耐久性,信頼性が求められる.
本報告では,連続紙用超高速モノクロレーザープリンターを概説し,作像プロセスの要素のうち,特にプロセス全体の技術的コンセプトに大きく影響を与えるのが,光学系,現像系,定着系と考えられるので,これらの3つの要素について,高生産性,高耐久性,高信頼性を実現する技術について説明する.光学系では,高速,広幅下におけるマルチビーム走査技術,現像系では,画質と耐久性を両立させる現像システムと現像剤の循環との整合,定着系では高速印刷において短時間に大量の定着エネルギーを投下する技術と連続紙の蛇行矯正技術について紹介する.