抄録
ヨハネスブルグ地球サミットにおいて2020年までに化学物質のリスクを最小化するという国際合意を受け,欧州をはじめ各国において既存化学物質の有害性を再評価する動きが高まっている.また新規技術への応用が期待されるナノマテリアルについても安全性への懸念が高まっており,各国においてナノマテリアルの規制枠組みの検討が始まっている.コピー機器等の運転中に発生するVOCについてドイツのエコラベルであるブルーエンジェルマークの基準が厳しくなっている.コピー機器等の製造または販売メーカーにとっては化学物質の規制動向の先取りとその事前対応が重要となる.