日本画像学会誌
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Imaging Today
トナーやインクジェットに関する環境規制動向
山﨑 弘
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ジャーナル 認証あり

2026 年 65 巻 2 号 p. 188-197

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抄録

昨今のPFAS(per- and poly-fluoroalkyl substances)規制問題に限らず,化学物質を取り扱う場合における健康面や安全面への配慮が年々厳しくなっている.デジタル画像に関連するトナーやインクジェットインクは化学物質の混合物で形成されており,いろいろな側面で規制を受ける機会が増えてきている.また,昨今ではSDGs(sustainable development goals)への対応力が企業として問われている時代にもなってきている.環境対応についてはその労力が単なる負荷とされているのが実態である.しかし,この環境対応を新たな技術開発として取り組み,付加価値の高い商品を提供する大きな要素へ転換すべきと考える.本稿では環境規制がどのように進んできているかを俯瞰し,これを大きな技術開発要素と考える方向性を議論していく.

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