国際生命情報科学会誌
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「催眠と生命情報科学」 第8回生命情報科学シンポジウム・第15回日本催眠学会大会 合同大会
ゲイジ場が生体に与える影響
青木 孝志吉福 康郎足達 義則
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1999 年 17 巻 2 号 p. 385-391

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抄録

筆者は, ベクトルポテンシャル発生器により発生させたゲイジ場(ベクトルポテンシャル)は, 皮膚の電気伝導, 脈波, 皮膚表面温度等への生理学的影響を与える。すなわち、自律神経に影響を与えることを実験により導き出した。また、液体のNMR半値幅, 粘性係数にも影響を与えることを導き出した。一方, 人体中には電流があるから人体からもベクトルポテンシャルが放出される。これは生体が他の生体に生理学的影響を与える可能性を示唆しているであろう。今回はこれらのことにつき説明を加え将来を展望する。

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© 1999 国際生命情報科学会
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