国際生命情報科学会誌
Online ISSN : 2424-0761
Print ISSN : 1341-9226
ISSN-L : 1341-9226
第9回生命情報科学シンポジウム
光ファイバケーブルをプローブとして用いた低ノイズ極微弱光子放射計測システムによる生物測定
デミトリ パルホモチュク平澤 雅彦山本 幹男
著者情報
ジャーナル フリー

2000 年 18 巻 1 号 p. 109-120

詳細
抄録
本報告では、生物からの可視光域の極微弱強度の光子放射(生物フォトン)計測手法と、いくつかの解析結果について報告する。計測においては、真空断熱とペルチェ冷却により冷やされた光電子増倍管(-20℃)が、検出器として用いられた。計測装置の特徴は、低暗電流の小面積光電面と光ファイバケーブル(直径1cm)が使用されていることである。この光ファイバの使用により、計測時の操作性が向上し、かつ、小さい領域を計測することが可能となっている。最後に、生物フォトンのコヒーレント性への気の影響可能性に関する予備実験結果を報告する。
著者関連情報
© 2000 国際生命情報科学会
前の記事 次の記事
feedback
Top