抄録
中国の高名な気功師,張永祥老師の協力を得て遠隔送気時における送信者と受信者との対応関係について同時ビデオ撮影により検討した。送信者は中国沈陽市郊外の公園から30分間遠隔送気し、受信者が約35km離れた沈陽市内のホテルで受信した。最初、気功師が送気を始めても受信者は何ら応答せず、送気7分20秒後に右手の指が動き、10分後に右手を回す動作がみられ、その後右脚が動き出し、左脚も同時に激しく振動し始めた。気功師の遠隔送気停止後もこの振動は継続したが、徐々に弱まり10分30秒後に停止した。遠隔送気により受信者は何らかの情報を受け取っており、それが受信者にしばらく残存する現象が認められた。