国際生命情報科学会誌
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第20回生命情報科学シンポジウム
脳こそクールビズ(人間の潜在能力の科学)
河野 貴美子
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2005 年 23 巻 2 号 p. 384-

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抄録
さまざまな能力の発揮は、脳のどのような活動によってもたらされるのか?また、そのときの状態は、時々刻々と変化する脳波にどのように反映されているのだろうか?催眠、気功、瞑想など精神世界に触れるものから、暗算、囲碁・将棋、速読などの能力開発に至るまで、それぞれのエキスパートにおける脳波を計測して探ってきた。その結果、能力の発揮は大脳新皮質の活性より抑制に鍵があることが明らかになった。むだのない効率的な脳の使い方(「省エネ脳」と名付けた)こそ大切なのである。
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© 2005 国際生命情報科学会
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