国際生命情報科学会誌
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第22回生命情報科学シンポジウム
愛と光のスピリチュアルダンス第2回 : TDMS2次元気分尺度を使った気分変容に関する効果測定をともなって(ワークショップ,第22回生命情報科学シンポジウム)
尾崎 真奈美
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2006 年 24 巻 2 号 p. 461-462

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抄録
本来の自分になること、スピリットとの一体感、あるいは悟り、至高体験といわれるようなトランスパーソナルな体験は、身体を通じて自覚されることも多いものです。このワークショップでは、グループワークを通して心と身体をほぐし、本来の自分・トランスパーソナルセルフ・魂に向かいます。手法としては、サイコシンセシス・フォーカシング・超越瞑想・ヨガ・表現アートセラピーなどに共通した呼吸法や・イメージワーク・ムーブメントなどを使います。愛と光に包まれた一体感を経験していくことができたらいいなと考えています。スピリチュアルな側面に向かい光と一体化することは、シャドーを無視することではなく、むしろ、それをいとおしくやさしく抱きしめることによってはじめて可能となることです。前半は、グループの場でお互いに支え見守りながらシャドーに気づき、表現することを試みます。後半は、アロマ・音楽・花などの力を借りながら、自分の中にあり、またあらゆるものの中に宿っている、光・真実・美・愛・喜びの中心に、動きを通じてフォーカスしていきます。トランスパーソナルな深い体験は、時々はまりすぎて危険になることがありますので、予防するために、短時間の講義もいたします。また、体験のあとにはシェアリングと、デブリーフィングにも時間をとりたいと思いますので、安心して動きやすい格好でご参加ください。ダンスの効果測定として、2次元気分尺度によるアセスメントを体験の前後でいたします。これは覚醒と、快一不快を軸とした心理モデルにより作られた尺度(坂入ら2003)で、短時間で記入できセルフコントロールの指標として使えるものです。データは匿名で回収させていただき、統計処理を行い、次回シンポジウムで研究発表させていただくことを考えています。
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© 2006 国際生命情報科学会
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