国際生命情報科学会誌
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研究発表
神経原性尿崩症の1例にみられた摂食時悪寒を伴う強い眠気
中島 亨
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2019 年 37 巻 2 号 p. 189-

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抄録
40歳代女性。20歳代出産後に神経原性尿崩症に罹患しデスモプレシン点鼻剤にて治療を継続している。数か月前から食事直後に悪寒とともに強い眠気が出現するようになった。原因検索の目的で深部体温を測定し、眠気の出現時刻との関係を調べた。その結果、眠気の出現は深部体温の低下と関係しており、日中の最低体温が36.5度以上の場合には眠気は認められず、眠気自体は36.5度を下回る体温低下相で出現していることが明らかになった。この深部体温の低下が水分摂取によってもたらされたのか明らかではないが、食後に認められる眠気の一部については深部体温の低下が関与している可能性も考えられた。
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