国際生命情報科学会誌
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一般発表
命と魂のエネルギー
−グリーフケアサイエンス(GCS療法®)についてⅡ−
よしだ ひろこ 橋本 幸雄勝浦 友美宮崎 ちずる
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2020 年 38 巻 1 号 p. 77-

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抄録

近年、よしだひろこがライフワークとして取り組んでいるグリーフケアサイエンス(GCS療法®)は、従来のグリーフケア(悲嘆をケアする)とは異なり、被験者自身が死者との会話を自由に交わすことが可能であり、医学の常識からは説明できないいわば非科学的な世界である。誰もが時空間を超えた世界からの情報、すなわち今までの科学的な立場では決して議論されないであろう見えない世界の様子を知ることが出来、その体験を受け入れることで「死の原因」をも知ることにも役立てることが可能になるのである。しかも人間関係は現実のまま残っているので、心の絆は生命を失っても変わらない。人と人とが深い結びつきを分かち合い経験する事により、科学的な証明は難しくとも生前の人間関係の体験の記憶は、はっきりと意識される。そして見えない世界に存在している魂と容易に触れ合うことが出来るようである。見えない世界を支えているものは愛の力であり心の絆で、人間の心の中でのみ分かち合うことが出来ると思われる。 従来のスピリチュアルなグリーフケアのカウンセラーとして活躍中の共同演者、橋本、勝浦、さらにGCS療法®の初期研究に"モニター"として参加していた宮崎が、よりスピリチュアルな時空を超える感動体験等、それぞれのカウンセリング体験例を紹介する。

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