2019 年 73 巻 2 号 p. 381-385
衛星管制や素材伝送時に,豪雨や工事などで自局アンテナが使用できない場合でも運用を可能とするSNGの新運用手法を開発した.通常フジテレビ(主局)が衛星管制する所を,主局から系列局アンテナを経由して衛星管制する「リモート衛星管制方式」であり,国内初の運用方式である.フジテレビ系列では,2017年度~2019年度でSNGシステムの更新を行っており,2018年5月に,本運用手法を活用し実運用を開始した.系列全体での設備の効率化,人的負担軽減等大きなメリットがある.さらに,本運用方式の設備をそのまま使用し,サイトダイバシティ運用にも使用でき,豪雨などの際に降雨減衰で運用ができない際にも通常と変わらない運用が可能である.