映像情報メディア学会誌
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斜行直線CCD型画素周辺記録領域を持つ100万枚/秒の撮像素子
江藤 剛治武藤 秀樹竹原 幸生高野 保英沖中 知雄
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2002 年 56 巻 3 号 p. 483-486

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抄録
撮影速度100万枚/秒のビデオカメラ用撮像素子を開発した.撮影中は全画素並列で一斉に各画素の周辺に組入れられた記録領域に画像情報を蓄積するので究極の高速化が可能である。このような素子を画素周辺記録型撮像素子 (ISIS : In-situ Storage Image Sensor) と呼ぶ.開発した素子の記録要素は少し斜めに置かれた通常の直線CCDで, 非常に単純な構造である.ドレーンも組入れられており, 103枚の連続上書き撮影が可能である.試験撮影により高感度, 高画質であることも確かめられた.
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