抄録
最近、パーシャルレスポンス最尤復号の検出トレリスを時間制御して符号間距離を増大する時変MTR符号が提案されている。この符号はE2PR4に対して8/9以上の符号化率でつくることができる。この方法は周波数的な制約を作るMSN(Matched Spectral Null)符号とは異なり、符号に状態を作らないので非符号化ビタビ検出と同等の状態数でハードウェアを実現できる。E2PR4に対しては2時刻に1度の処理にして14状態で構成できでいる。本稿ではこの基本性能をシミュレーションにより確認して、ビットエラーレート10^<-5>の性能を得るには5〜6ビットの量子化入力波形でよいこともわかった。また、磁気ディスク実験装置を用いてこの性能確認も行った。