映像情報メディア学会技術報告
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最小二乗法と数理統計モデルを用いた抵抗器の劣化推定
羽地 広孝長山 格高良 富夫
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p. 13-18

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抄録

われわれが活動している今日の日常社会には, 人間と機械の絡み合うシステムつまりマンマシンシステムが, 急速に拡大, 浸透してきている.その中で信頼性工学は, その幅も奥行きもたいへんに広大な分野であり, いろいろな周辺領域とも深い結びつきをもっている.信頼性工学は, いろいろな固有技術との連携に加えて, システム工学, 推測統計学, オペレーションズリサーチ, プロジェクト工学, 人間工学, 経済性工学, 生産工学, 経営工学などといった共通技術との結合を図ってゆくことが大切である.特に, 固有技術としての電気通信工学や情報工学との関性は, 多大なものである.信頼性の考え方は, 予知できる故障の生起を予防し, 予知できない故障の生起の程度を減らし, そして故障生起に伴う損失を, 出来るだけ小さくしようとするものである.以上の信頼性工学の概念に基づき, 本稿では, 抵抗器を対象とした劣化実験を行い, そのデータをもとに最小二乗法と数理統計モデルを用いて.抵抗器の劣化推定モデルを作成し検討する.

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© 1998 一般社団法人 映像情報メディア学会
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