映像情報メディア学会技術報告
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最小ランの連続を制限した(1,7)符号及びPR(1,1,1,1)ML方式
中川 俊之楢原 立也新福 吉秀
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キーワード: ビタビ復号
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p. 9-14

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抄録
光記録や光磁気記録で用いられる変調方式の一つとして、RLL(1,7)符号がある。われわれの開発したP-rmtr(1,7)符号は、RLL(1,7)符号と同様のパラメータを持ちながら、さらに最小ランが無限に繰り返すのを制限し、高線密度化に対応させた。最小ランの繰り返しが制限されることによって、信号レベルが小さくS/Nの悪いパターンが減少し、データ検出の精度が向上する。さらにP-rmtr(1,7)符号は、高線密度記録再生で有効な、PR(1,1,1,1)等化によるビタビ復号を行う際には、ビタビ復号でマージしないパターンを排除する。
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© 1998 一般社団法人 映像情報メディア学会
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