映像情報メディア学会技術報告
Online ISSN : 2424-1970
Print ISSN : 1342-6893
ISSN-L : 1342-6893
会議情報
前庭迷路系・視覚情報系による回転方向の認知機能
矢野 澄男
著者情報
会議録・要旨集 フリー

p. 89-94

詳細
抄録
自己定位を司る機能のうち、前庭迷路系と視覚系に回転の動き情報を協調・競合状態で与え、統合過程の特性を実験的に検討した。実験では、視覚情報として、水平方向に回転するカメラを用い、映像をHMDで表示した。前庭迷路系へは、ターンテーブルを回転させ、角加速度を情報として与えた。視覚系と前庭迷路系への情報が競合する場合、前庭迷路系への刺激が小さければ、視覚系からの情報に方向の認知が誘導されること、逆に、協調した条件では、前庭迷路系へ情報が大きければ、回転角度が過大に評価される傾向がある結果が得られた。
著者関連情報
© 1998 一般社団法人 映像情報メディア学会
前の記事 次の記事
feedback
Top