抄録
大容量フロッピードライブであるSuperDiskに対してPRML信号処理技術を導入する事により、従来の120MBから240MBに線記録密度を向上させることができた。また、高密度記録技術を適用することにより、従来の2HDディスクを用いて32MB記録できるフロッピーディスクの大容量化技術「FD32MB」の開発を行った。更に、リードチャネル部, サーボ部, コントローラ部を統合したSRAM内蔵/アナデジ混載のSuperDisk用1チップシステムLSIの開発を行い、コスト/電子部品点数/消費電力の大幅削減を実現した。