映像情報メディア学会技術報告
Online ISSN : 2424-1970
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セッションID: MMS2000-73
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PR(3, 4, 4, 3)MLを用いた高密度光ディスクリードチャネル信号処理方式およびシステムLSI化について
小倉 洋一平塚 隆繁瓜田 耕一小西 信一中嶋 健丸川 昭二
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抄録
光ディスク記録再生の高密度化へのアプローチとして、d=2制約での8-16変調符号において、PR(3, 4, 4, 3)MLシステムを開発し、PRMLデジタルリードチャネルシステムLSIとして実現した。その開発過程において生じた光ディスク特有の問題に対し、適応等化システムやPLLシステムの改良により解決を図った。その結果、実験検証においても、再生特性の改善とチルトに対して0.2deg以上のマージンの確保が可能となった。本LSIは、現在、4.7GB DVD-RAMドライブ等に導入されており、本PRMLシステムは、今後の光記録における高密度化に際し、有効なシステムであると考えられる。
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© 2000 一般社団法人 映像情報メディア学会
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