抄録
Web3D技術とネットワーク技術とを組み合わせることにより、インターネット上で利用可能なサイエンティフィック・ビジュアライゼーション(科学現象の可視化)の新たな試みとして、天体軌道の可視化システムを開発した。本システムでは、最近各方面から注目されているWeb3D技術の1つであるJava 3Dを用いることによって、多くの計算を含んでいる可視化をWeb上で実現している。また、ネットワークを介することにより、遠隔に点在している天体情報を統合するための手法についても検討・提案し、それに基づいたシステムの実装を行った。具体的には新規軌道データ登録、既存の軌道データの変更と削除、天体軌道および天体位置の可視化、軌道データの検索の4機能を開発した。