カラー複写機の色補正処理は, カラースキャナからの入力信号RGBをカラープリンタへの出力信号CMYKに変換する。色補正処理RGB→CMYK変換のうち, スキャナ部の変換(RGB→L^*a^*b^*)を入力モデル, プリンタ部の変換のうちCMY信号(L^*a^*b^*→CMY)を出力モデル, K信号の変換(L^*a^*b^*→K)を黒生成モデルとして, それぞれニューラルネットワークを用いて3つの独立したモデルを構築した。この3つのモデルを使用して色補正を行うことにより良好な複製画を得ることが可能となった。