我々は、デュアルライン駆動とCst最適化設計を組み合わせた新駆動方式MPD(Mega Pixel Driving)による大画面・高精細液晶パネルでの充電能力の向上および均一な表示性能と、画素全体を屈曲させた新画素構成A-IPS(Advanced In-Plane-Switching)によりIPSモード特有の広視野角性を維持しながら高開口率化(従来比125%)を実現した。また、A-IPS構成の開発においては、ソース線電界の影響を明確化しその影響を排除する構成についても検討を行った。これらの技術を用い、IPSモードの23型ワイドUXGA(1920x1200)液晶パネルを開発した。